大腸がんの治療

(2)外科療法 そのニ 直腸がんの手術

(ロ)肛門括約筋温存術

以前は肛門に近い直腸がんの多くに人工肛門がつくられていましたが、最近では直腸がんの8割は人工肛門を避ける手術ができるようになりました。

自動吻合器という筒状の機械を使って、がんの切除後に短くなった直腸端と結腸の先端を縫合し、本来の肛門からの排便を可能にする手術法で肛門括約筋温存術と呼ばれます。

肛門から4cm以上、歯状線(肛門と直腸との境界)から2cm以上離れていれば、自然肛門を温存することが可能です。

この手術と自律神経温存術を併用すれば、術後の機能障害をかなり軽減することが可能となりました。

さらに最近では、歯状線にかかるような、より肛門に近い直腸がんであっても早期がんや一部の進行がんで肛門括約筋を部分的に切除して自然肛門を温存する術式が一部の専門施設で行われるようになってきました。

しかし、高齢者の場合、無理に肛門を残すと術後の頻便などのため逆効果になることもあります。

したがって、手術法と病期の進行度を勘案して、年齢、社会的活動力、本人や家族の希望などを考慮に入れ、総合的に術式を決定することが極めて重要となります。

私の場合も、肛門に近かったのですが、この手術法で肛門が残り助かりました。
この記事へのコメント
非常に良い情報をお寄せいただきありがとうございますそれは右され、この手術と組み合わせて、今は大幅に術後の障害を減らすことができる自律神経温存手術いることを確認します。
Posted by アオキサン  at 2011年05月13日 14:19
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